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第2582回 ケーヒン、アジア内製品を国内移管へ [関連企業]

ケーヒン、アジア内製品を国内移管へ

ケーヒンはタイなど新興地域の工場で生産する2輪や4輪車部品向け内製部品を、2010年度にも国内工場に移管する検討に入った。国内工場は主要納入先のホンダの減産で稼働率が低下しており、10年1月に岩手工場(岩手県岩手町)を閉鎖するほか、国内の外注部品の内製化などで収益体質強化を急いでいる。一方、アジアの工場は2輪、4輪の需要増で生産がひっ迫している部品があり、内製部品の一部を国内に移して生産の最適化に取り組む。
 ケーヒンは現在、アジアから国内に移管する内製部品を詰めている。タイなどで生産している2輪、4輪向け燃料噴射装置(フューエルインジェクター)の小物構成部品などが候補に挙がっている。外注部品は工数に応じて「人手がかかるものはアジアで生産する方が安い」(ケーヒン幹部)ため、物流コストを含めて国内工場で生産する品種を絞る。

ケーヒン、タイで生産-ホンダのHV向けECU

ケーヒンは主要納入先であるホンダのハイブリッド車(HV)向け電子制御ユニット(ECU)を、2011年にもタイ工場(ケーヒンオートパーツタイランド、アユタヤ)で生産する。現在はHV「インサイト」向けECUを角田第3工場(宮城県角田市)で一極生産している。ホンダは10年以降、HVを相次ぎ投入する計画。角田第3とタイの両工場で、ECU増産の新体制を構築する。

 ECUはモーターなどの電気駆動系統を制御するパワーコントロールユニット(PCU)の心臓部。角田第3のインサイト向けECU生産能力は、インサイトの初年度販売計画である20万台に対し、20%余力を持たせた24万台に設定している。だがホンダがHVを拡充する10年以降、生産能力が不足する見通し。このためエンジン車向けECUの生産能力に余力があるタイを活用する。



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